前回書いたスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)結果から導き出された、住林アーキテクノの地盤改良検討結果で本当にOKなのか。つまり、本当に125万円かけて改良しなくてはいけないのか。
それを証明するための検査、ラムサウンディング試験の結果を書いてみようと思います。
https://www.feelinggoodhome.com/entry/2014/10/27/121100
ラムサウンディング試験の結果
試験後すぐ、営業さんからアーキテクノが作製した書類を添付してメールが届きました。
結果は・・・鋼管杭は5m必要。
つまり、スウェーデン式サウンディング試験の結果の通り、125万円必要となりました。 _l ̄l○lll ガクリ・・・
しかし、そこでガクリとしているだけでないのがわが夫。すぐさま独学分析が始まりました。どんな分析なのかは書くのが面倒なので割愛。
その中ででてきたいくつかの疑問点などを次の打ち合わせで聞く事にしました。
そして打合せ当日。営業Mさんは所用で同席できず、設計のUさんとTさんが対応しくれました。ということで、夫の疑問点を色々ぶつけました。なんだかもう私には理解できない話ばかり。
しかし色々話す中で納得したようで(というか、納得せざるを得ない?)、アーキテクノの見解は飲むことになりました。
地盤改良について、私なりに理解できたことを挙げておくと。。。。
①柱状改良・環境パイルでの改良は、摩擦力による耐力をつくるもの。
固い地盤へコンクリ・松杭を到達させて家を支えるという改良だとばかり思っていたのですが、話を聞いていくとどうやら違うようで。
購入予定地(契約済・決裁未)の地盤は、3m程下には固い地盤があるんです。それなのに、松杭はダメという理由は、「5mの杭が入れられないから」。
つまり、「3m程に固い地盤があるから、その地盤に邪魔されて5mの松杭が入らない。だから環境パイルでの改良は無理!」って言われたんです。(柱状改良は無視して(理由はコチラの投稿で)。)
要するに、環境パイルでの改良は、5mの杭の摩擦力で家を支える ということ。は~~~、そうなんだ。って感じでしたが、夫は驚愕。摩擦力だけで躯体を支えるなんて!!!って感じだそうです。(夫は携わっている仕事の関係で、あらゆる素材、摩擦力、耐力などに詳しい)
②鋼管杭は、一定の固さと厚みのある地盤に到達させ、食い込ませることで家の躯体を支える
我が家の場合は、この改良方法を提案されました。と言うか、コンクリ使えない松杭使えないとなった今、これ一択。この鋼管杭の長さを決めるために行ったのが、ラムサウンディング試験ということになります。
3m程下にあった固い地盤が、いったいどれだけの固さと厚みがあるのかを調べようとしたわけですね。
そしてその結果、その地盤では無理で、さらに下の地盤に到達させる必要があって、そうすると5mの長さが必要ということになるわけです。
こんな感じですね。
※私の理解度で書いてますから、多少違うかもしれません。実際に改良が必要な時には、専門家に確認してください。
住林には住林の規程があって、それに基づいて地盤改良方法などを決めているそうです。補償内容に地盤改良も含まれているから、当たり前と言えば当たり前ですが・・・。
この住林規程はわりと厳しいらしいので、もしかしてもしかしたら、他のHMや工務店では改良必要ないとか、もっと安価な改良になるのかもしれません。
そんなわけで、次回、まさかの展開を綴りたいと思います。